原点であるボディビルの世界では

そんなシュワちゃんですが、彼の歴史に置いて何を置いても見る必要がある経歴として、ボディビルとしてこれまで培ってきたものだ。その肉体にしても元々はビルダーとして活動している中で鍛え上げたもの、中には趣味で体を鍛えてひけらかす人もいますが、ボディビルともなると売り物であると同時に一種の芸術に値する。そんなシュワちゃんのボディビルにおける経験は俳優業を営む上で重要な要素となり、アクションスターとして活動していく上でパワフルかつ人間離れした役を演じる機会が増えた事を意味しています。

シュワちゃんといえば演技、と言うよりはその身体の元となるボディビルダーとしてどんな道筋を歩んでいたかについてだ。既に誰もが知っている情報だとは思いますが、改めてシュワちゃんのボディビルにおける人生とはどんなものだったのか。またその活動においてボディビル、並びにハリウッド映画界にどのような影響をもたらしたのか、そこのところも触れていこう。

英雄と呼ばれるシュワちゃん

ボディビルの世界では、シュワちゃんの名を知らない人はいない。もし彼の経歴を知らないという人がいたら、どれだけ恥ずかしいことかと言われるほどに業界から崇高されるだけの高みに位置しているという。鍛えることはあっても極端にバルクアップするまで、人は自分の体には負荷をかけないものだ。誰しも時間とともに自分の身体が衰退していくため、老いに負けないためにも常に鍛えておかなくては、と考えるくらいにとどまっています。

そんなシュワちゃんだが、全世界のあらゆるボディビルの大会で最も最難関と言われる『ミスター・オリンピア』にて、かつては歴代最高の7回優勝を達成したとして知られていた。記録自体は1980年から2005年まで破られることはなかったという。この時にも色々物議をかもしはしたが、少なくとも6回連続で優勝したということを踏まえても十分素晴らしいことだけは間違いなかった。

異名『オーストリアの樫の木』

ボディビルの世界に足を踏み入れて優勝を獲得した時、実のところシュワちゃんは兵役をしている最中だったという。日本的にいれば徴兵制によるものだが、この期間は何をするにしても軍隊の規律によって縛られ、普段の生活とはかけ離れたスタイルが求められる。また大会に出場した際に手続きをしないで無断で大会へ出るために外出をしたことで、脱走とみなされてしまったというのだ。戻った時には規律を見だしたとして営倉送りにされたという。ただその後ミスター・オリンピアで優勝した事実が知れ渡ると、国に対して名誉を挙げる努力をしたとしてすぐに釈放されたとのこと。緩いなぁと感じるかもしれませんが、意外とこういうものなのかもしれません。

その後の活躍により、シュワちゃんに付いた渾名が『オーストリアの樫の木』だ。太く長い樹木のように映えわたる強靭な肉体は世界のボディビルダーに引けをとらないとして、彼の存在が国内でも英雄扱いを受けるようになるまで時間は掛からなかったという。

ボディビルとしての生命では持たないと判断

目指すべき場所まで到達したことで、シュワちゃんはボディビルだけではやっていけないと危惧して俳優への転身を考えたことが始まりだったという。またこの考え方によってハリウッドにも、映画界で『肉体派俳優』という俳優のジャンルを確立させただけでなく、筋肉トレーニングに伴う肉体改造をするという考え方を普遍的なものに仕立てあげた。役者が体を鍛える、今となってはごく自然なことですが、その考え方を定着させたのは他でもないシュワちゃん自身だったという。

肉体派なハリウッド男優として

では実際のところ、ハリウッド男優の中で最も肉体派な役者といえば誰かというアンケートを行ったところがあります。その結果、ものの見事にシュワちゃんが1位を獲得した。

こうしてランキングを見ると、確かにという人がほとんどだ。特に2位のシルベスター・スタローンとは盟友などとも呼ばれる間柄ですから、肉体派俳優としての知名度はお互いに抜群といえるでしょう。ですがやっぱり元祖肉体派俳優という肩書にふさわしい知名度でいえばシュワちゃん抜きでは語ってはいけないようだ。

肉体という面で

シュワちゃんの魅力はどこかといわれると、顔とか雰囲気ではないだろう。男だろうと女だろうと、まず間違いなく彼の最も印象に残っているものは何かと問われれば、『筋肉』をおいて他にない。実際、Googleでの検索エンジンでは『アーノルド・シュワルツェネッガー 筋肉』というキーワードが真っ先に出てくる程に、シュワちゃん=ムキムキマッチョ的なイメージが強い。確かにガリガリなシュワちゃんなんて見たくありません、やはりそれも過去に出演していた作品で肉体美を披露していたからだろう。

それが魅力だったと言われるとあれだが、インパクトは抜群だった。